「ガラスの街」ポール・オースター

『City of Glass』の新訳を柴田元幸が。てなことで買って読みました。「ガラスの街」だとあれですね、何か歌謡曲みたいですね。でも柴田元幸といえば原題直訳ですからね。読みながら、ああオースター初期ってこんな感じだったわあ、と思って甘酸っぱい気持ちになりました。ミステリーとかハードボイルドっぽい雰囲気がありつつ小説。何はともあれ、オースター既訳作品の中で唯一柴田訳ではなかったこの作品が、柴田訳で読めるのは嬉しいことです。これって本になるのでしょうか。

Coyote No.21 特集:柴田元幸が歩く、オースターの街

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