2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『失われた探険家』パトリック・マグラア

失われた探険家 (奇想コレクション)作者: パトリックマグラア,Patrick McGrath,宮脇孝雄出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (31件) を見る

『ハルさん』

ハルさん (ミステリ・フロンティア)作者: 藤野恵美出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/02/28メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 6回この商品を含むブログ (39件) を見る

『一人で始める短歌入門』枡野浩一

一人で始める短歌入門 (ちくま文庫)作者: 枡野浩一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/06/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 76回この商品を含むブログ (28件) を見る

『モップの魔女は呪文を知ってる』近藤史恵

モップの魔女は呪文を知ってる (ジョイ・ノベルス)作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2007/06/15メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (49件) を見る

『ふたつめの月』近藤史恵

ふたつめの月作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05/28メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (42件) を見る

『作者不詳』三津田信三

作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/08メディア: 新書購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (17件) を見る

『一日 夢の柵』黒井千次

一日 夢の柵作者: 黒井千次出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 14回この商品を含むブログ (18件) を見る

『ジャンナ』伊井直行

ジャンナ作者: 伊井直行出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1995/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る

『漱石先生の事件簿 猫の巻』柳広司

漱石先生の事件簿―猫の巻 (ミステリーYA!)作者: 柳広司出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/04/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (36件) を見る

6月に読んだ本。

19冊。ゲームやってたからなー。あと暑かったからなー。今月は『花宵道中』と『ジャン=ジャックの自意識の場合』が良かったかなー。『囚人のジレンマ』『クレイドゥ・ザ・スカイ』『虐殺器官』『青年のための読書クラブ』等々、積み単行本が増えてきたので…

『ジャン=ジャックの自意識の場合』樺山三英

メッタ斬り2007で、「この作者は平山瑞穂の『ラス・マンチャス通信』が好きでファンタジーノベル大賞に応募したけど落ちた」(大意)というようなことが書かれており、それは何をおいても読まねばなるまい、ということで。読みました。おもしろかった。予想…

『ジョン平とぼくらの世界』大西科学

「いつまでも、さんぽ、しよう、しげる」 ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界 (GA文庫)作者: 大西科学,銀八出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2007/06/14メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (45件) を見る

『目白雑録』金井美恵子

映画の話はほとんどわからなくて、本(というより文壇とか批評家)の話もわかったりわからなかったりで、まあ芸が達者なので楽しく読めはするけれども、正直に言えば、物見高い人だなあ、と思った。自分は無気力系なのでついていけません。目白雑録 (朝日文…

『臍の緒は妙薬』河野多恵子

読売の川上弘美評*1を見て、あの川上弘美が「手をついて謝るしかない」などと言うとは、いったいどんな作品なのであろーか、と思って読んでみた。短篇集の全体は、きちんと選ばれているけれどもわりあいにゆるゆるとした感じの文章で、しかしつられてゆるゆ…

『花宵道中』宮木あや子

三浦しをんの帯を見て、気になっていた本。R-18文学賞受賞作だということはすっぽり頭から抜け落ちていたので、花魁が出てくる普通の時代物だと思って読んだら、びっくりだった。そりゃ、R-18だもんな。しかしそれを抜きにしても(抜いたらだめですが)、な…

『正しく時代に遅れるために』有栖川有栖

エッセイ集。新聞に載ったものなどが多く、わりと一般向けで読みやすい。休日にぴったり。結構きついこと言ってる鮎哲賞の選評がおもしろかった。たいへんだろうなあ。正しく時代に遅れるために 有栖川有栖エッセイ集作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 講談…

『スラッシャー 廃園の殺人』三津田信三

この表紙の通り、B級ホラー感満載。しかしひどい帯だ。講談社ノベルスとは思えません。『シェルター 終末の殺人 (ミステリ・フロンティア)』がわりと好き、理由は怖かったから、という自分ですが(あまり同意を得られない)、これは乗り切れなかった。ネタも…

『文学賞メッタ斬り!2007 受賞作はありません編』

中原昌也の話は、聞きに行ったので読まず。年度版という体裁になったせいか、幅広く作品や作家に言及する感じはなく、まあいつもどおりかなあと。巻末で文学賞受賞作に点数つけてるところがいちばんおもしろうございましたね。あと、『ジャン=ジャックの自…

『三月生まれ』伊井直行

今年の初め、『青猫家族輾転録』を読んでから、『愛と癒しと殺人に欠けた小説集』『お母さんの恋人』『濁った激流にかかる橋』『服部さんの幸福な日』と、さかのぼるように少しずつ伊井直行作品を読んでいるわけですが、いやあ、実にとらえどころがない。あ…

『エロマンガ島の三人』長嶋有

(まさかの)大江健三郎賞受賞後第1作がこのタイトル!なんとなんと。エロマンガ島でエロマンガを読むという企画のためにエロマンガ島に行った3人を描く表題作ほか、SFの雑誌に書いたものや、官能小説特集に書いたもの(全然エロくありませんが何でですか!…