2004-01-01から1年間の記事一覧

12月に読んだ本。

『工学部・水柿助教授の逡巡』森博嗣 『虚剣』須賀しのぶ 『春季限定いちごタルト事件』米澤穂信 『評論家入門―清貧でもいいから物書きになりたい人に』小谷野敦 『袋小路の男』絲山秋子 『不思議じゃない国のアリス』沙藤一樹 『終わりのクロニクル 4<上>…

おやおやもう大晦日じゃないですか。今年は大学を卒業して入院*1してでも相変わらずモラトリアムですよーってそんな感じ。自分の中で優先順位を決められないまま1年が過ぎてしまったかもしれない。来年はちゃんとします。順番つけるの嫌いだけど順番つけます…

2004年を総括する。

とりあえずおもしろかった本を10冊選んでみた。 『私が語りはじめた彼は』三浦しをん 『神は沈黙せず』山本弘 『探偵伯爵と僕』森博嗣 『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎 『センセイの鞄』川上弘美 『ルピナス探偵団の当惑』津原泰水 『硝子のハンマ…

『虚剣』須賀しのぶ

読みました。コバルトなのに剣豪小説ー、ていうか表紙が月代ー。時代物は読まないので、柳生連也……誰?というレベルですが(柳生十兵衛は何となく聞いたことがある)、わかりやすくかつ手堅くまとまっていておもしろかったですよ。でも需要はなさそう。虚剣 …

『工学部・水柿助教授の逡巡』森博嗣

読みました。くだらなーい(ほめている)。今回は作家になる経緯となってからの話なので、すでに知っていることが多かったです。常々210ページに書いてあるようなことを考えているのですが、これはもしかして森の影響だったかしら。あと森先生はお金持ちです…

『キューティーハニー』

DVD

素晴らしい、素晴らしいぞ、ハニーとやら。 見ました。くだらなーい(ほめている)。オープニングとブラッククロー登場シーンが好きです。キューティーハニー [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2004/12/22メディア: DVD クリック: 85回この商品を含むブ…

購入

STUDIO VOICE 1月号 持っていた知り合いに見せてもらったらおもしろそうだったので買ってみた。最終ブックリスト320。イリヤとフリッカー式が並んでる!!と思ったら書いてるの山田さんじゃん。その並びはむしろ全然普通じゃん。

『春季限定いちごタルト事件』米澤穂信

読みました。内容薄。小山内さんの過去は別に大したことじゃなさそう。興味わかない。いちいち、今回も小市民になりきれなかった……、とかため息をつくその態度が小市民じゃないんだよー。自意識過剰な高校生の話として読む分には……、それも物足りないかな。…

購入。

「メフィスト」 『恋愛映画のように、は』山田睦月/菅野彰

購入。

『ゴールドシンガー』及川光博 『TIME』スガシカオ 『Everyman,everywhere』GRAPEVINE メリークリスマス!!しかしクリスマスより給料日のほうが一大イベントだ!!金が無くて買えなかったCDどもを拾ってきたぜ!!及川さんが素敵すぎる!!

『不思議じゃない国のアリス』沙藤一樹

読みました。『D-ブリッジ・テープ』読んだときも思いましたが、へったくそな小説だなー。もうちょっとどうにかならんものか、と思いつつ、それでも読んでしまうのは何がしかの魅力があるからなんですが、それが何かはよくわからない。馬鹿な子ほどかわいい…

『袋小路の男』絲山秋子

もらったのをもらって読みました。「袋小路の男」と「小田切孝の言い分」と「アーリオ オーリオ」という三つの短編が入っていて、前の二つは繋がっています。よくできた小説、というのはこういうのを言うんじゃないかな。読んでいて安心感があり、かつ続きが…

買ったものと借りたもの。

買ったもの。 『工学部・水柿助教授の逡巡』森博嗣 『春季限定いちごタルト事件』米澤穂信 図書館で借りたもの。 『赫い月照』谺健二 『犬は勘定に入れません』コニー・ウィリス 図書館に行ったはいいが、あの……ロシアのペンギンの本……とそこまでしか思い出…

『評論家入門―清貧でもいいから物書きになりたい人に』小谷野敦

読みました。何かの足しになるかもという貧乏根性で読んでみましたが、そもそも評論家を目指してない、文芸評論も読まない、そういう自分にとってはあまり意味はなかったかな。研究者は知識量が物を言う、ということだけは心に刻んだ。しかしこの人卑屈すぎ…

ええと、メールは普通に使えるようになってました。アドレスはずしてしまいましたが、ご存知の方はどうぞ。 と、あと、明日は14時出勤。忘れないように。

『終わりのクロニクル 4<上>』川上稔

読みました。いつもどおりだなあ。や、いつもどおりにおもしろい、と思うのだけれど、これを中高生が読むのはおすすめしない。アクが強くて影響されるとすぐにわかって、見てるこっちが恥ずかしいから。罪作り。言ってみただけです。終わりのクロニクル 4(上…

ちょっと熱っぽいです。これから何週間かはくそ忙しいので気を引き締めないと。体調管理。

購入。

『白のふわふわ』山名沢湖 『終わりのクロニクル4<上>』川上稔

あれー、タイムスタンプないなあ、設定変えちゃったかなあ、とか思っていたらただ単に表記法忘れてただけでした。阿呆。山名沢湖の『白のふわふわ』買ったんだけど直後に置き忘れた。阿呆。図書館の本返す期限過ぎてた。阿呆。早く『不思議じゃない国のアリ…

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹

読みました。撃ちぬけないね。この人はどうしても、実弾を持たないことの苦しさを書くしかないんだろうなあ。踏みにじられるようなあの気分を。ガール・ミーツ・ガールでは、逃避行に出ることすら許されていない。砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミス…

メールが見られないです。原因もよくわからず。別にメールくれる人もいないからいいんですけど。連絡とりたい方はコメント書くとかミクシィを使ってみるとかしてください。猫と遊びすぎて引っかき傷ができました。水中モーター。意味ないです。

『オールド・ボーイ』

見ました。昨日だけどな。実は韓国映画初体験。終わってから考えると、どうもなあ、という部分も多いのだけれど、観ている間は気になりませんでした。あの廊下でのアクションシーン、ファミコンぽくておもしろかった。仕掛けも単純ではあるけど皮肉が利いて…

『殺人の門』東野圭吾

読みました。ちょっとこれはしんどい。登場人物の誰にも感情移入できず、展開はただただ鬱。主人公バカすぎ。奥田英朗の『最悪』読んだときと同じ気分かも。うまいことはうまいんだけど、こういうのは勘弁してください……。殺人の門作者: 東野圭吾出版社/メー…

『まひるの月を追いかけて』恩田陸

読みました。何と言うか、恩田陸らしい作品。『黒と茶の幻想』とか『真夜中のピクニック』みたいに、歩きながら話をし、会話によって物語が進んでいくタイプ。いかにも連載小説っぽい引きがあったりして、飽きずに読めます。そして奈良に行きたくなる。まひ…

『よつばと! 3』あずまきよひこ

3巻一気読み。花火の回がいちばん好きです。よつばが一瞬迷子になって「こいわいよつばです!」て泣きながら叫ぶところ。落涙。連れが隠れてあえて迷子にさせられる、という状況に覚えがありすぎます。あとみうらがかわいいです。そう思いませんか?よつばと…

焼き鳥食ってきた。そり、というのを初めて食べてすごくおいしかったのだけれど結局どこの部位かわからなかった。「ももと腰椎を繋ぐ筋肉で、一羽に2個という大変貴重な肉です」ということだそうで。

購入。

『よつばと! 1』あずまきよひこ 『よつばと! 2』あずまきよひこ 『よつばと! 3』あずまきよひこ 『スペシャリストの帽子』ケリー・リンク 『ゆっくりさよならをとなえる』川上弘美 『望楼館追想』エドワード・ケアリー よつばかわいいね。

購入。

もう12月なのな。今日は半魚人の出てくる夢を見ました。(ぜんぜんいみのないまえふり) 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 気になったので買いました。

『10センチの空』浅暮三文

読みました。良い話であるのはわかるのですが、心は動かず。短い話だけに、良い話を書こう、とする手つきが見えたのが原因かもしれません。あときれいにまとまりすぎ。不合理な世界に生きていると、小説にさえ不合理を求めるようになるのですね。感動する良…

11月の読了本いちらん。

『黒の貴婦人』西澤保彦 『饗宴(シュンポシオン)―ソクラテス最後の事件』柳広司 『猫にかまけて』町田康 『物魂』桐生祐狩 『神は沈黙せず』山本弘 『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』村上春樹、吉本由美、都築響一 『聖フランシスコ・ザビエルの首』柳広…