文芸各誌12月号これが買い。

せっかくなので、読む前にも書いてみようと思います。
新潮12月号は、佐藤友哉の新作「1000の小説とバックベアード」370枚一挙掲載。テンション上がりまくりです。そのほかは、車谷長吉笙野頼子中原昌也、という明るい気持ちにはなれなさそうだけど好きな人にはたまらないラインナップ。保坂和志柴崎友香の対談もあり。
文學界12月号は、新人賞の発表。蜂飼耳の短編も。小島信夫追悼がちょこっと載ってます。
すばる12月号、今月は薄い。川上弘美くらいかなあ。あ、文芸漫談もあるねー。毎月悪くない作品はあるんだけど、いかんせん地味なのですよね、すばるは……。
群像12月号は、「なぜ日本文学はアメリカで読まれているのか」というローランド・ケルツ(編集者)の講演を柴田元幸が訳したものが載ってます。さほど分量はないので、これ目当てに買うほどではないかな。あとは中島たい子、新人賞受賞後第1作の朝比奈あすかなど。
今月は新潮>その他、ですね。

新潮 2006年 12月号 [雑誌]

新潮 2006年 12月号 [雑誌]

群像 2006年 12月号 [雑誌]

群像 2006年 12月号 [雑誌]

すばる 2006年 12月号 [雑誌]

すばる 2006年 12月号 [雑誌]

文学界 2006年 12月号 [雑誌]

文学界 2006年 12月号 [雑誌]