『ぼくと1ルピーの神様』ヴィカス・スワラップ

仕事柄、毎週新聞の書評をチェックしています。これはいくつかの書評でとりあげられていて、興味をひかれたので手にとってみた次第。舞台は現代のインド、主人公は18歳のウェイター、その彼がクイズ番組で多額の賞金を獲得したところから話は始まり、学校にも行っていない彼がなぜ難問に答えられたのか、その半生をたどるお話であります。できすぎだけど、善人だけじゃなく、サクセスだけじゃない物語。クイズの問題によって、話が前後していく構成もうまい。おもしろかった。

ぼくと1ルピーの神様

ぼくと1ルピーの神様