『季節の記憶』保坂和志

キラキラしてるなー。鎌倉で暮らす父と幼い息子、隣の家の年の離れた兄妹をメインに、いかにも保坂和志らしい世界が展開されるのですが、子供の視点が導入されることでみずみずしさ80%アップ。これはある種のファンタジーですね。ファンタジー純文学。

季節の記憶 (中公文庫)

季節の記憶 (中公文庫)