『アレグリアとは仕事はできない』津村記久子

会社の複合コピー機にイライラする表題作と、朝の通勤ラッシュにイライラする「地下鉄の叙事詩」を収めた1冊。イライラしてもしょうがないのはわかってるし、むしろそんなことにイラつく自分が情けなくなってくるのに、このやり場のない気持ち、どうしようもない……!読み終えてなお消えないもやもや感を味わわせてくれるアレグリア*1ただものじゃないね。

アレグリアとは仕事はできない

アレグリアとは仕事はできない

*1:複合コピー機です。