『12月のベロニカ』貴子潤一郎

うーん、傑作、とか、泣ける、とかいう話を小耳に挟んでいたせいか、それほどでもない、と感じてしまった。構成上の必要は別としても、話の進め方がぎこちなく、感情移入しきれない。いやでも、期待値を上げすぎなければ、十分におもしろいし、デビュー作にしては大したもんだと思います。

12月のベロニカ (富士見ファンタジア文庫)

12月のベロニカ (富士見ファンタジア文庫)