2006-08-31 『骸の爪』道尾秀介 本 仏所を舞台に、1作目と同じように薀蓄を傾けつつ、事件が起こり、真備が推理。こら、京○堂とか言っちゃいけません!のシリーズ2作目。ごくごくふつうにミステリとしておもしろかった。『向日葵の咲かない夏』のいかれっぷりからすると、このあっさり感は物足りないけど、シリーズものとして安定してきているし、悪くない。ただ、真備の過去の因縁話がほとんど出てこないので、ほんとにやる気あるのか、と思います。骸の爪作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/03メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (69件) を見る