『エムズワース卿の受難録』P・G・ウッドハウス
ウッドハウスのユーモアは、実によくコントロールされている、と思う。シニカルすぎず、下品すぎず、スノッブすぎない。園芸と豚の飼育が趣味でほとんどそのことしか考えておらず、頭が綿菓子でできている、と表現されるくらいおめでたいエムズワース卿のチャーミングなこと。このシリーズもっと読みたいな。
- 作者: P.G.ウッドハウス,P.G. Wodehouse,岩永正勝,小山太一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/12/15
- メディア: 単行本
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