ヘリオテロリズム Vol.2
どのカテゴリに入れたらいいかわかんなかったのでとりあえず。同人誌ってカテゴリつくっても年に2回くらいしか使わなさそうだしな。ヘリオテロリズムについてはこちらを参照のこと。というわけで読みました。
- 「MESSAGE」三澤未来
- 日常の謎系。悪くはないんだけど、つたない印象を受けた。言葉の選び方にひっかかるところがいくつかあって、スムーズに話に入っていけない。設定が卒業式後ということで、最初から母親が泣いているため、ラストシーンを読んでも、また泣いてる……、としか思えないのもどうか。あとは、傍点が多すぎるのが気になった。あれは興ざめです。良い話はひたすら卒のなさが求められるので、ちょっと点が辛くなりました。手を切るくだりは好きですよ。
- 「アブラクサスの狭間」小田牧央
- 雰囲気は伝わってくるが、情景が伝わってこない。書いているほうが幻想に流されてしまったかなあ、という感じ。
- 「OUTSIDERS」キセン
- あー、惜しい。そっちに持っていかなければ、文句なしに、おもしろかった、と書けるんだけど。読者の下世話な好奇心をつつくあたりも個人的には好みです。
- 「キャベたまたんてい はらぺこライオンじけん」近田鳶迩
- 絵付きで読みたい。さじ加減がうまいなあ。
- 「愛なき世界」いづる
- どこかで読んだような気がするなあ。それなりなんだけど、新しさはない。ああ、こういう話、あるよね、ていう。
- 「密閉教室考・改」根子
- 『密閉教室』再読したくなりました。
- 「宇宙探偵ザイザー7の事件簿 セピアブルー過去発掘場第三ゲート」松本楽志
- とりあえず続きを読まないことには。
- 「君は僕に語りかける」丼原ザ★ボン
- これちゃんと終わるんだろうか。とりあえず続きを(以下略)。
- 「メタ探偵の溜息」秋山真琴
- 名前が読めねーよ。続きを(ry
- 「輪唱ラブソング」曽良圭
- 早く続きry
- 「春・土手」高橋百三
- 手堅くまとめてはいるんだけど、こんにちはおじさんの設定が気になった。ちょっと腑に落ちない。
- 「07082045[性愛の発見]」素晴城路安
- タイトルからしてアレだし、全然期待してなかったんだけど、予想外に良かった。最初の数行が気に入らないくらい。ひどい話を切ない話に無理やりシフトさせてて笑った。
- 「みつけ鳥」鈴木知友
- この人は少年を書くのを禁じ手にしてほしいです。隙がないので、良かった、とだけ。