『メシアの処方箋』機本伸司
読みました。ヒマラヤの奥から何か出てきたー、の序盤はともかく、メシアを実際につくる計画の段になると化学なんてとんでもない生物すら授業とってただけの理科音痴にはちょっと厳しかった。それから終盤に向かって登場人物が増えていくんですが、名前だけでキャラが立ってない人が多いので読んでてよくわからなくなってくる。でもラストはおもしろかったですよ。ああ、そういうところに落とすのかー、って思いました。あと、主人公かわいそうすぎです。ここまで影の薄い、使われるだけの主人公がかつていただろうか。あとあと、この表紙絵は何かが間違っている気がします。
- 作者: 機本伸司
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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