雑誌

S-Fマガジン 2005年7月号

雑感を書いたんだけどうっかり消し炸裂させちまいました。おう……。新城カズマ、桜坂洋、平山瑞穂、海猫沢めろん、西島大介、それぞれおもしろかったですよ。この中にひとりでも好きな作家がいるなら買って損はないと思います。しかし気になるのは、世田谷区…

「あなたとここにいるということ」浦賀和宏(ファウストvol.5)

読み終わってから気づいたんですが、これってもしかして前のファウストに載ってたのの続きなの?あれまだ読んでないんだよなあ。しまったなあ……。これはするすると読めておもしろかったことはおもしろかったんですが、今こういう話を書いてどうするんだろう…

「私のひょろひょろお兄ちゃん」「対ロボット戦争の前夜」「ナオミに捧ぐ 愛も汚辱のうちに」佐藤友哉(ファウストvol.5所収)

読みました。全部良くてびっくりした。特に「ナオミに捧ぐ 愛も汚辱のうちに」が好きです。サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』は10年くらい前に読んだきりなので再読したい。

「あの八月の、」角田光代(野性時代2005年6月号所収)

読みました。野性時代を買ったので(佐藤さんのために)。角田光代は遠い昔に読んだことがあるようなないようなそんな記憶さえも薄れるような感じなのですが、この短編は内容が痛々しすぎてどうしようかと思いました。どうしよう。別にこういうことをしてい…

「空の園丁 廃園の天使Ⅱ」飛浩隆(SFマガジン4月号所収)

読みました。ハードSFなんだと思って読み始めたら全然違いました。びっくりしました。北村薫をSFにしたみたいな作風でした。わりとするする読めて好きな感じの文章だったので、他の作品も読んでみたいな、と思う次第。

「シンクロナイズド坂」深堀骨(SFマガジン5月号所収)

深堀骨はつたいけーん。ずっと気になっていたのですが。こんな変な話を書く人なんだ。猥雑さと味のある文体が楽しいです。おもしろかった。これは『アマチャ・ズルチャ』も読まなきゃな。

ヘリオテロリズム Vol.2

どのカテゴリに入れたらいいかわかんなかったのでとりあえず。同人誌ってカテゴリつくっても年に2回くらいしか使わなさそうだしな。ヘリオテロリズムについてはこちらを参照のこと。というわけで読みました。 「MESSAGE」三澤未来 日常の謎系。悪くはないん…

ユリイカ 2005年4月号

特集のブログ作法を読むために買いました。全体をざっと眺めたのち読んだのは、「激突!はてな頂上作戦」「ミクシィは「出会い系」か?」「ブロガーがネットを発見する」。これはこうにびょうのすくつですか?という感想。全体的な雰囲気が浮き足立っていて…