2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『もう一人のチャーリイ・ゴードン』梶尾真治

読みました。ノスタルジー篇と銘打たれた短編集。いい話だったなあ、という印象はあるのに、何故か読んでる最中はあんまり楽しくない。妙にゆるめの文体のせいかも。どれくらいのスピードで読めば合うのかが最後までつかめなくて、もやもやした気分のまま読…

突然、

優良可不可で点をつけてみることにしました。飽きたらやめます。

『東京飄然』町田康

読みました。一昨日サイン会に行ったんですよ。生身の町田康は素晴らしくかっこいい人でした。というのはともかく、町田康が東京(近郊)をぶらぶらするだけのエッセイ。上野のくだりにめちゃめちゃ笑った。芸というのはこういうことだ、と思う。東京飄然作…

『流血女神伝 喪の女王2』須賀しのぶ

読みました。半分くらい設定を忘れてるだめなオレ……。登場人物増えてるし名前が変わったりしてる人いるし名前しか出てこない人いるし、もう無理。最早自分の記憶力の薄さを嘆くしかないのか。この長さだといちいち読み返してる時間はないので、完結してから…

『四国はどこまで入れ換え可能か』佐藤雅彦

読みました。ウェブで配信されていたものをCD-ROMにしさらに単行本化しさらに文庫化したもの。ほのぼのしたかわいい見た目に騙されてはいけません。「ナイスキャッチ」「狼煙」「身投げ」といった作品に見られるキレのよさこそがこの本のすごいところなので…