『はじめての文学 宮本輝』

個人的に宮本輝といえば、「星々の悲しみ」です。久しぶりに読んでこれはやはり好きな小説だと思いました。『青が散る』『幻の光』『彗星物語』なんかは読んだ記憶があるのですが、短編はほとんど読んだことがないと思われるので、なかなか新鮮な気持ちでした*1。不思議な圧力のある「トマトの話」が良かった。

はじめての文学 宮本輝

*1:微妙な表現になっているのは、宮本輝を読んでいたのがかれこれ10年ほど前のことで、ちょっと記憶に自信がないからです。『錦繍』は読んでない気がする。