『夜のある町で』荒川洋治
エッセイ集。この人も世界音痴だ!とラーメンを作るくだりの文章を読んで思いました。しかし世界音痴の人は異性が好きで、そのうえモテている(ような気がする)。「希望の針」という文章で、異性からの「針一本」のサインを見逃してはならない、そのサインとは云々、と語られるのだけれど、それが細かい。何とかだったら希望、何とかだったら絶望、とかよく思いつくなー。それだけ女性を観察しているんでしょう。
- 作者: 荒川洋治
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1998/07
- メディア: 単行本
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