『夜のある町で』荒川洋治

エッセイ集。この人も世界音痴だ!とラーメンを作るくだりの文章を読んで思いました。しかし世界音痴の人は異性が好きで、そのうえモテている(ような気がする)。「希望の針」という文章で、異性からの「針一本」のサインを見逃してはならない、そのサインとは云々、と語られるのだけれど、それが細かい。何とかだったら希望、何とかだったら絶望、とかよく思いつくなー。それだけ女性を観察しているんでしょう。

夜のある町で

夜のある町で