『“文学少女”と死にたがりの道化』野村美月

久々にラノベ読んだ気がする、と思ったらついこの間『12月のベロニカ』読んでるじゃん。ばかばか。
文字通り本を食べて生きる文学少女天野遠子と、その先輩に物語を供給する元小説家(1作しか出してないけど)の井上心葉の、ふたり文芸部の物語。『人間失格』を軸に進むストーリーは、謎解きという点では弱いことは否めないが、小説好きのワカモノにアピールする力は十分にあると見た。結構おもしろかったですなり。