『ボトルネック』米澤穂信
好きだった女の子は東尋坊で落ちて死んだ。兄はバイクの事故で意識不明、たった今死んだという電話がかかってきた。両親はお互いに不倫をしていて、家の中では誰もが冷たい言葉を投げるために相手を監視している。
米澤穂信待望の新刊は、若さに苦さを溶かし込んだ青春小説。自分が生まれなかった世界は、何が違っているんだろう。自分が生まれてしまった世界は、何が間違っているんだろう。タイトルの意味が切ない。……装丁はいまいちですが。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: 単行本
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