2005年を振り返る。
生活は振り返るようなこともないので、読書方面で。SFのひとになるなどとつぶやいていたわりにSFは全然読めてなくて、相変わらずジャンル読者にはなれないぐちゃぐちゃの1年でした。新刊既刊問わずおもしろかった小説は、
- 『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』高橋源一郎
- 『カンバセイション・ピース』保坂和志
- 『シンセミア』阿部和重
- 『黒い時計の旅』スティーブ・エリクソン
- 『ラス・マンチャス通信』平山瑞穂
- 『むかしのはなし』三浦しをん
- 『赤い竪琴』津原泰水
- 『四畳半神話大系』森見登美彦
- 『告白』町田康
- 『松浦純菜の静かな世界』浦賀和宏
ほかにもいろいろありましたが無理矢理10冊にしました。今年のベストは文句なしに『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』に差し上げたいと思います。
来年はどうしようかなー。とりあえず刊行予定が出ている分だと、津原泰水『アクアポリスQ』、阿部和重『プラスティック・ソウル』、平山瑞穂『忘れないと誓ったぼくがいた』、桜庭一樹『荒野の恋 第2部』あたりが楽しみです。良い年になりますように。