「三月の5日間」岡田利規

戦争が始まったのとほとんど同じに渋谷のラブホテルに入って5日間やった、という話。筋とは違う意味での「流れ」があって、それに乗ってすらすらと読めます。演劇の人が書く言葉は発音されることを前提にしてるのかな、とかふつうの感想しか浮かんできませんが、おもしろかったので戯曲のほうも読んでみたい。来年の3月に再演するようなので要チェックです。
(新潮 2005年12月号所収)