「全世界のデボラ」平山瑞穂

SFマガジンに載っているけれども、僕にはこれがSFだという感じはほとんどしなくて、いや別にSFじゃないからどうとか言うつもりはないですし、何故SFだという感じがしなかったのか、ということについて考えるつもりもありませんが、後半の展開にその鍵があるような気がします。と曖昧に終わる。何かに似ているようで、その何かが思い出せない。何にも似ていないのかも。
SFマガジン 2006年1月号所収)