ヘリオテロリズム Vol.3
ヘリオテロリズムについては、このへん参照のこと。
読み切り短編小説から。
- 「ピギィ・オルタナティヴ2047[次々と豚]」素晴城路安
- 童貞膜!童貞膜!
- 何をどうしたらこれが出来上がるのかわかりませんがしかしおもしろい。
- 舞城っぽいとはさほど思わなくて、青木淳悟の「クレーターのほとりで」を連想しました(たぶん最近読んだせい)。
- 「永遠なる君は血の真紅」市川憂人
- 字面に流されてイメージが立ち上がってこない冒頭部分は弱い。
- nowとpastの差のつけ方はわりといいと思いました。
- 「冷たい土」高橋百三
- 冷たい。冷たいよー。
- 派手さはないけどきっちり伝わってくる。
- 「虫の箱」鈴木知友
- 最初の数行を読んだ時点で予想される落としどころから少しだけずらしてある。
- リーダビリティは高いです(とあえて言ってみる)。
- 「ミッシング・アンダー・ザ・サン」小田牧央
- 文章から情景がイメージしにくい。ほんとうにちょっとした言葉遣いの問題なんですが。
- ラストはぐらぐらするけど若干唐突に感じる。
- 「ギターなんて誰でも弾ける」いづる
- 下世話な話と切ない青春モノをくっつけていて意外と卒がない。
- しかしヒロインにちんこが生えてる理由がわかりません。個人的な嗜好でしょうか。
- 「どるみぃ」三澤未来
- 気になるところがいくつか。
- でもこのオチは好き。最後の1行がまさに。
- 「廃棄された者の幸せ」踝祐吾
- 安っぽい、というのが誉め言葉だと思うので、安っぽい、と言っておきます。
- 伏線がもう少しあれば。
- 「リテイク」近田鳶迩
- タイムマシンの説明がよくわかりませんでした。
- 身も蓋もない話ですが好み。
- 「飲酒少年院」キセン
- ごめん、おもしろくない。とりあえずタイトル変えたほうがいいと思う。
- 途中までは良かったのに、最後でがくんと落ちたなー、と。
前号から続いている連載小説の感想。
- 「宇宙探偵ザイザー7の事件簿 セピアブルー過去発掘場第三ゲート」松本楽志
- これは最初からこうしようと思っていたんでしょうか。
- このネタをここに持ってくるのかよ……。
- 「メタ探偵の溜息」秋山真琴
- メタ探偵禁止。
- 「百億の秋に、千億の愛を」丼原ザ★ボン
- あー……。
- がんばってください!
- 「輪唱ラブソング」曽良圭
- 終わってなry