『饗宴(シュンポシオン)―ソクラテス最後の事件』柳広司
読みました。今度の舞台はソクラテスのいたアテナイ。ソクラテスが出会った事件を友人のクリトンが記述する、という形式なのですが。プロローグを読んで、これはいわゆる信頼できない語り手の話で、最後にクリトンの嘘ががんがん暴かれるのだな、などと妄想したけれどそういう話ではありませんでした。すごい強烈なツイストを期待して読んでしまったので、その点ではちょっと期待はずれだったかな。まあいつもの柳広司です。
饗宴(シュンポシオン)―ソクラテス最後の事件 (ミステリー・リーグ)
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2001/10/01
- メディア: 単行本
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