『サイン』

どんでん返されるぞ、と身構えまくったのをすかされたような映画でした。これはこれでアリ。この手のモノを扱いながら、あくまでも家族の物語でしかなく、救うべきは世界ではなくあくまでも家族なのだ、というつくりにしたのはなかなか偉いと思います。ホアキン・フェニックスは、劣等感のある役を演じさせたらピカイチですな。暗いから。