2007-02-05から1日間の記事一覧

『沼地のある森を抜けて』梨木香歩

すごい変な話だった……。梨木香歩というと、児童文学系のイメージが強かったのだけれど、これは違う。ぜんぜん。ぬか床が主役をはる、世にも奇妙な幻想小説。ふっと話に置いていかれそうになるのに、気がつくといつのまにか真後ろにいるような感じ。個人的に…