2007-01-22から1日間の記事一覧

『蕭々館日録』久世光彦

表紙の麗子像にちなんで名づけられた麗子は文士の娘。5歳の女の子が語り手となってつづられる、昭和のはじめの物語。芥川龍之介、菊池寛、小島政二郎をモデルにしていて、麗子の父親は小島政二郎をモデルにした児島蕭々という人物であるわけですが、芥川龍之…