文學界新人賞受賞作「サイドカーに犬」と芥川賞受賞作「猛スピードで母は」を収録。両方とも、子供視点で見た親が書かれていて、特に母ひとり子ひとりを描いた「猛スピードで母は」が大変良かった。母子家庭ものを淡々と書かれるともう降参するしかにゃいで…
キレが鋭い、というのは、オチのつけ方ではなくて、その語り方が。言葉が多すぎもせず、説明不足でもないぴったりのところに収まっていて、気持ちがいい。星新一の訳も良いですね。特にタイトルが。ベストはその「さあ、気ちがいになりなさい」かな。さあ、…
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