『2週間で小説を書く!』清水良典
エクスクラメーションマークまで付いておりますが、これを読んで2週間毎日課題をこなしても、小説が出来上がるわけじゃありません。小説を書く基礎体力が付いたら儲け物、くらいかな。で、小説を書かない我輩が何故これを読んだのかというと、小説の書き方の本を読むと小説の読み方がわかるという某タカハシさんの発言を真に受けているからであります。そうなのかなあ、と心の片隅で思いつつも。それはさておき、この本は例文のチョイスがなかなか素敵です。村上龍、村上春樹、山田詠美、柳美里、絲山秋子、舞城王太郎等々、現代日本文学のいい人たちばかり。そのへんを読んだことない方は、初級のブックガイドとして利用するのもありでしょう。
- 作者: 清水良典
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
- クリック: 48回
- この商品を含むブログ (45件) を見る