『世界文学を読みほどく』池澤夏樹

今年の秋には河出書房新社から池澤夏樹編集の文学全集が出るそうです(マクラ)。ということで、池澤夏樹が世界文学を読みほどく講義@京大を収めた本書。文学の流れがあるということも理解できる一方、読書というのは個人的な体験にすぎないのだ(ここでいう「すぎない」は決してマイナスの意味ではありません)ということも思いました。10代の頃に読んだり読まなかったりして、よくわからなかった小説たち(特にピンチョンとか。や、ピンチョンはまだむずかしいかもなー……)にもう一度チャレンジしたいです。

世界文学を読みほどく (新潮選書)

世界文学を読みほどく (新潮選書)