2006年総括。

336冊でした。まあこれくらいだろうな、と思っていたところに落ち着いた感じ。今年とりわけ心に残った本は以下の通り。
すれっからしの読者になってしまっていた自分に衝撃的な読書体験を与えてくれた稀有な本。ますます小説が好きになった。

アクロバット前夜

アクロバット前夜


これを読めることにふるえるようなよろこびを感じた。

愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)

愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)


年をとるのは、悪いことじゃない。

ブラバン

ブラバン


世界に対する違和を感じ続ける人に。

目には見えない何か

目には見えない何か


愛のある揺るがない視点によって書かれた最強の文芸時評

文芸時評という感想

文芸時評という感想


書くことに対する強烈な自意識。

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

文盲 アゴタ・クリストフ自伝


史上最悪の自虐シリーズ。やめられない。

上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)

上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)


クールの極み。

Fが通過します

Fが通過します


涙腺のツボを気持ちよく押してくれた本。

風が強く吹いている

風が強く吹いている


自分の好きなミステリって、こういうのですよ。

夜歩く (角川文庫)

夜歩く (角川文庫)


明日も今日の続きみたいな感じで、ゆるくやっていきます。良いお年を。