『風が強く吹いている』三浦しをん

陸上競技経験者3人しかいないのに1年足らずで箱根駅伝に出ちゃうなんて、ファンタジーとしかいいようがないのですが、いいじゃないのファンタジー三浦しをん最新作は、スポ根もの、というか、天才もの。もう滅法弱いのですよ、自分。何にって、天才とそれには及ぶべくもない人々のお話に。後半部分は涙垂れ流して読んでました。一区の最後の王子と清瀬とか、思い出しただけでもきゅんきゅんして泣ける……。表紙を見てるだけでも泣ける。傑作。

風が強く吹いている

風が強く吹いている