『文学が好き』荒川洋治

文学が好き。ぶんがくがすき。なかなか言えない、こんなことも、荒川洋治が言うと嫌味がなく、ああほんとうに好きなんだな、と思う。きちんと吟味され、正確な意味を伝えようとする言葉でできた、やわらかな文章を読んでいるだけでしあわせ。荒川洋治の書く本の話は、不思議と読書欲をそそらない。

文学が好き

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