『光ってみえるもの、あれは』川上弘美

高校生のときに読みたかったな、と思うような真っ当な青春小説。作中でさりげなくふれられる詩や小説も、高校生のときならすぐに本屋に行って探していただろうと思う。一言で言えば、ありえない、んだけど、そのありえなさが良い。しかしなぜ小説の中の母子家庭の母はみんな変わり者なんだろう。

光ってみえるもの、あれは

光ってみえるもの、あれは