『グラスホッパー』伊坂幸太郎
読みました。好きじゃないほうの伊坂だった。仕事なので人を騙し、仕事なので人を殺し、妻を殺されたので復讐する。無軌道に振るわれる暴力は人生の不条理さをあらわしているのかもしれませんが、中途半端なリアルさで語られる不条理は読んでてつらい。鯨の話だけなら悪くなかったと思います。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07/31
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (367件) を見る
読みました。好きじゃないほうの伊坂だった。仕事なので人を騙し、仕事なので人を殺し、妻を殺されたので復讐する。無軌道に振るわれる暴力は人生の不条理さをあらわしているのかもしれませんが、中途半端なリアルさで語られる不条理は読んでてつらい。鯨の話だけなら悪くなかったと思います。