『文章教室』金井美恵子

読みました。金井美恵子金井美恵子世界、という感じ。確かに、モデルは誰なんだろう、という下衆な興味をひかれるところもあり、文壇的なるものや「書きたがる人たち」に向けられる意地悪な視線はおもしろくもあるんだけど、だから何なのかと言われると何でもない。何で金井美恵子の小説に出てくる人はみんな、家族に芸術家がいたり、友達が批評家だったり、するんだろう。縁がないのでよくわかりません。

文章教室 (河出文庫―文芸コレクション)

文章教室 (河出文庫―文芸コレクション)