『アンダカの怪造学Ⅰ ネームレスフェニックス』日日日
読みました。なんつーか、なんつーか、この人の書くものって、書けたから書きました、っていう感じを受けてしまうんだよな。これで言えば、角川学園小説大賞に応募します、じゃあ「そういう」ものを書きましょう、てな。もちろん単なるイメージにすぎないわけですが。悪くない、どれも悪くはないんだけど、そうじゃないものが読みたい。あと、狂乱家族日記もアンダカも、もうちょっとためをつくったほうがいいと思う。キャラのたてかたに余裕がなくて、読者はわりと置いてけぼりです。
アンダカの怪造学(1) ネームレス・フェニックス (角川スニーカー文庫)
- 作者: 日日日,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/05/29
- メディア: 文庫
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