『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』飛浩隆

読みました。作者があとがきで述べるように、清新で、残酷で、美しい物語。穏やかなリゾートの光景と、緻密な電脳戦と、官能的なイメージが同居していてくらくらする。しかし3部作のうちの1巻なので話が終わってない。これはこの間読んだ「空の園丁」とどういうふうに繋がるのかな。続きを楽しみに待ちたいと思います。