『僕らはどこにも開かない』御影瑛路

読みました。うーん、それなりに達者だし、嫌いじゃないんだけど、売り物にしては弱いかなあ、という感じ。この作品はやりすぎです、とあとがきに書かれているんだけど、そうは思わなかった。電撃文庫にしたらやりすぎなのかもしらんけど、1983年生まれがこれを書きました、って言われてすんなり納得できちゃう。みんなこういう味付けにもう慣れてしまっていると思うんだけど。でもまあ、ここでデビューして一体どこへいくのか、それはちょっと興味あります。

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)