『家守綺譚』梨木香歩
読みました。先日読んだ『村田エフェンディ滞土録』と対になっているような。村田さんも話に出てきますし。あちらがトルコのお話なら、こちらは同時期の日本のお話。地名からすると滋賀なのかな。静かな文体で日常の怪異がつづられていて、全体として何が起こるというわけでもないのに、読み終わると不思議な余韻が残ります。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 単行本
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