『10センチの空』浅暮三文

読みました。良い話であるのはわかるのですが、心は動かず。短い話だけに、良い話を書こう、とする手つきが見えたのが原因かもしれません。あときれいにまとまりすぎ。不合理な世界に生きていると、小説にさえ不合理を求めるようになるのですね。感動する良い話を求める向きには是非、と言っておきましょう。

10センチの空

10センチの空