『西の魔女が死んだ』梨木香歩

読了。いかにも児童文学的な品の良さが鼻につくところもあるけれど、良質という言葉の似合う作品かな、と。善と悪や生と死を単純に対比させていないところが、説教くささからギリギリで抜け出せている要因だと思います。解説が説教くさいので余韻ぶち壊しでしたが。