表題作は、『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。地味で淡々とした語り口ながら、じんわり怖い、余韻重視の作品。どれも物語のずらし方が巧みで、読んでいるうちにいつのまにか知らない場所に来ていた、という感じ。「るんびにの子供」「石榴の家」「とびだ…
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