2006-11-13から1日間の記事一覧

『試作品神話』大塚英志・西島大介

ああ、おおつかえいじだね。西島絵を鑑賞するために読んだので、いいのですけど。絵はとてもきれいです。満足。試作品神話作者: 大塚英志,西島大介出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/03/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブロ…

『暴力的な現在』井口時男

現在という時間のスパンが長い気がする。評論を読むほどの経験値のない人間なので、これなら小説読んでたほうがいいや、と思いました。暴力的な現在作者: 井口時男出版社/メーカー: 作品社発売日: 2006/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブ…

『ざらざら』川上弘美

ku:nel連載の、掌編小説集。いかに川上弘美的に低温であろうとも、恋愛は恋愛であり、めくっても恋、めくっても恋、なのでちょいと食傷しました。ざらざら作者: 川上弘美出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/07/20メディア: 単行本購入: 3人 クリッ…

『虹をつかむ男』ジェイムズ・サーバー

何とも人を食ったような短篇集。著者自身による挿絵のへろった線がかわいい。虹をつかむ男 (異色作家短篇集)作者: ジェイムズサーバー,James Thurber,鳴海四郎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/09/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブロ…

『風に舞いあがるビニールシート』森絵都

よく書けているし、楽しんで読んだけれども、読み終わっても、だから何、という気分が残る。無理に「社会」を取り込まなくてもよかったんじゃないかと思う。喉越しがいまいち。風に舞いあがるビニールシート作者: 森絵都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 20…