2005-02-28から1日間の記事一覧

『黄金蝶ひとり』太田忠司

読みました。評判が良かったのですっっっごい期待してしまいそれはちょっと間違いだったかも。ミステリーランドの中に同じ仕掛けを使った作品があって、洗練度ではそちらのほうが上。子どもが楽しく読める、ということではこちらのほうが上だと思いますが。…

『文学的商品学』斎藤美奈子

読みました。ファッションから貧乏まで、『細雪』から『キノの旅』まで、小説をカタログとして読み解く評論。おもしろいことはおもしろいんですが、ひとつひとつに対する突っ込みが浅くて、もうちょっと読みたいのになあ、と思う章もいくつかあり。ファッシ…

『凹村戦争』西島大介

読みました。だいぶ時期を逸した読書なので一言だけ、この人の作品がファウストに載っててるのは至極当然だよなあ、ということです。凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)作者: 西島大介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/03/24メディア: 単行本…

2月に読んだ本。

『凹村戦争』西島大介 『文学的商品学』斎藤美奈子 『黄金蝶ひとり』太田忠司 『むかしのはなし』三浦しをん 『カンバセイション・ピース』保坂和志 『さよならの代わりに』貫井徳郎 『ほうかご探偵隊』倉知淳 『禁じられた楽園』恩田陸 『鏡姉妹の飛ぶ教室…