10月に読んだ本。

31冊でした。『ぐっとくる題名』『勝手に広告』『EDGE』『ラギッド・ガール』が良かった。11月は、冲方丁のアレがついに出ちゃいますね。あと津原泰水がまた出ます。『ピカルディの薔薇』。うれしい……。高橋源一郎の『ニッポンの小説』と森見登美彦夜は短し歩けよ乙女』も購入予定です。さーばりばりがんばるぞ!

『ラギッド・ガール』飛浩隆

廃園の天使シリーズ待望の2作目。短編集ですが、いやいやいやこれはやばい。傑作です。『グラン・ヴァカンス』は序章にすぎなかったのだ!個人的には「魔述師」の東欧っぽい雰囲気が好きです(『地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア』だけでこれを書いたとのことですが)。

『シュミじゃないんだ』三浦しをん

三四郎はそれから門を出た』が、わりに一般向けだとしたら、これはもう耽美/ボーイズラブ漫画オンリーの熱いエッセイ集。よしながふみくらいしか読んだことないんですが(『ジェラールとジャック』は傑作なので皆様是非)、他にもおもしろそうなものがいろいろあったなあ。読んでみるか……。巻末にはしをんさん入魂のホモ小説が載ってます。

シュミじゃないんだ

シュミじゃないんだ