2月のまとめ。

読了数は29冊。『獄門島』読めなかった……あう。ベストは『夜更けのエントロピー』と『忘れないと誓ったぼくがいた』で。3月は浦賀和宏の新刊が出るようなのでそれと、小島信夫保坂和志の買ってある分、横溝正史は『獄門島』『悪魔が来たりて笛を吹く』『犬神家の一族』、あとはゲド戦記の続きと、公開間近のナルニア国物語を、読めたらいいなあ……。

『贈る物語 Wonder』瀬名秀明編

あえてSFと銘打たず幅広い作品を選んでますが、それだけに散漫な印象もありますね。ここからいろんなものを読んでほしい、ということなんでしょう。第1章「愛の驚き」の作品はどれも素晴らしかったです。

贈る物語 WONDER

贈る物語 WONDER

『影との戦い―ゲド戦記Ⅰ』アーシュラ・K・ル=グウィン

指輪物語は前振りが長すぎて挫折しましたが、ゲド戦記はぽんぽん話が進むのでさっくり読めました。おもしろいねー、これ。影とは云々とかは散々言われていると思うのでスルーしますが、個人的にはこの本のつくり自体に心躍りました。装丁もイラストも地図もいい。こういう本が本棚にある家に生まれたかったなー。

影との戦い―ゲド戦記 1

影との戦い―ゲド戦記 1