ブルボン小林（≒長嶋有）が、「ぐっとくる題名」について語った連載をまとめた本。ラクレとはいえ、教養系新書の流れに置いては売れない気がするのですけれども、これはおもしろかったですよ。良い意味で適当、でも意外にちゃんとしてる。「ゲゲゲの鬼太郎」…

プレゼントをテーマにした角田光代の掌編に、松尾たいこの絵。松尾たいこの絵はほんとうにきれいだな。クリーミー、らしい。そうかな。そうかも。包装紙のようにしたというカバーもきれい。こんな包装紙欲しいな。プレゼントについては、角田光代は、モノは…

タイトルからして、もっととんでもない宇宙の片隅にいっちゃう話かと思ってたら、全然違った。極限状態に追い込まれた人たちのぎすぎすした嫌な感じはよく書けているけれど、背景説明が微妙に足りないせいか、泣かせにかかる部分が弱い。もっとえげつないほ…