2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『タツモリ家の食卓―超生命襲来!!』『タツモリ家の食卓2―星間協定調印』『タツモリ家の食卓3―対エイリアン部隊』古橋秀之

読みました。やー、おもしろかったよ。しかし薄いからさくさく読めるのはいいんだけど、この分量では物足りないなあ。もっと続きが読みたい、という意味で。3巻出てから4年経ってるということはもう続きは出ないということなんだと思いますが。妹とか幼女(…

『そして私は一人になった』山本文緒

読みました。山本文緒と角田光代のエッセイは著者名を隠されたらどっちがどっちだかわからないに1票。そして私は一人になった (幻冬舎文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/08メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (31件) …

8月に読んだ本。

『タツモリ家の食卓―超生命襲来!!』古橋秀之 『タツモリ家の食卓2―星間協定調印』古橋秀之 『タツモリ家の食卓3―対エイリアン部隊』古橋秀之 『そして私は一人になった』山本文緒 『嘘猫』浅暮三文 『銀盤カレイドスコープ vol.4』海原零 『老ヴォールの惑星…

『嘘猫』浅暮三文

読みました。そうそう、猫って嘘つくよな。しかもわりと巧妙に。読み終わった後うちの猫をまじまじと見てみたりして。嘘 猫 (光文社文庫)作者: 浅暮三文出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/09/10メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (26件) …

『銀盤カレイドスコープ vol.4』海原零

読みました。あー、これは書かないほうがよかったんじゃないかなー。つまらなくはないけどこれといっておもしろくもないので、シリーズを追うモチベーション自体が下がってしまう。銀盤カレイドスコープ (Vol.4) (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: 海原零,…

堕天使キャバクラバトン

おかしな名前のバトンが四鳩美羽氏@id:akikonomuからまわってきました。めちゃくちゃねむいがちゃきちゃき答えるよ。あと最初に言っておくけどバトンはまわさないよ。 現在、恋人または好きな人いますか? いるとも。 今まで一目惚れをした事ありますか? …

『老ヴォールの惑星』小川一水

読みました。やー、おもしろかったよ!特に好きなのは「ギャルナフカの迷宮」ですね。人為的につくられた万人の万人に対する闘争状態をどのように抜け出すのか、という設定の時点でやられます。どれも読みやすい上に後味の悪さはまったくないので、読んだ後…

『ユージニア』恩田陸

読みました。怖かったよー。誰もこんな怖い話だって言ってなかったじゃんもう!何度も言っているように僕は恩田陸の竜頭蛇尾っぷりがまったく気にならない人間なので*1、非常に楽しんで読みました。『Q&A』と『禁じられた楽園』を足して2で割ったような感じ…

『黒い時計の旅』スティーブ・エリクソン

読みました。おおよそ10年振りの再読。とにかくあらすじを説明するのが無駄、登場人物を説明するのも無駄、世界観のようなものをつかむまでは読むのがしんどい、その後も読むのにすごく時間がかかる、読み終わっても何の話だったかよくわからない、でももの…

酒バトン。

これをまわしてくれなかったら田中さん@id:foreplayとは縁を切ろうと思ってました。まわしてくれたので、田中さん大好きっ子に生まれ変わりました。 今、冷蔵庫に入っているお酒の容量は? 冷蔵庫には何も入ってません。部屋に1/3くらい残ってる奄美の瓶が…

コミックバトンがまわってきた。

雪乃さん@id:sunnyからです。答えます。 あなたのコミックの所持数は? 端から数える気がありませんが、100と200の間だと思います。 今読んでいるコミックは? まさに今読んでいるのは、ディエンビエンフー。 連載中のもので単行本が出れば買っているのは、…

『眠り姫』貴子潤一郎

読みました。レーベル間違えてるんじゃね?「眠り姫」「さよならアーカイブ」は爽やか切ない系、探偵真木の3作はハードボイルド風、「水たちがあばれる」はSF短編、そして「汝、信心深き者なれば」は陵辱ゲーっぽい、といった具合に毛色の違う作品が収録され…

Syrup16g vs VOLA&THE ORIENTAL MACHINE

を見に、恵比寿まで行ってきました、昨日。VOLAを見るのは初めてなので、どんなおかしなものを見せられるのかちょっと心配していましたが、ふつうに踊れる曲ばっかりで楽しかったです。CD出たら買ってもいいかも。客のノリはいまいちでした。シロップはまた…

『バッテリーⅡ』あさのあつこ

読みました。つ、つらいよー。話自体は普通におもしろいんですが、全体に漂う、是非同人誌作ってください、的なにおいが、もう……。別にヤヲイが嫌いなわけじゃないですが、やるならはっきりやれよー、て児童書だから無理ですが。3巻も買ってありますが、なか…

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子

読みました。パリでの生活が食べ物を中心に描かれた、超暮らしの手帖的エッセイ。まあ暮らしの手帖で連載してたものなんだから当たり前ですが。今で言うなら、ku:nelとか天然生活とかの感じ。これが連載されていた当時はきっと日本ではスパゲッティでさえ特…

『池波正太郎の食卓』

読みました。池波正太郎ひとつも読んだことありませんが何か?池波正太郎が食べていたようなものを再現してみましたよ、という本で、出てくる料理はどれもこれもおいしそうで、おまけにレシピまでついているんだが、絶対に作る気にはなれない。家で食べる料…

『逃げてゆく愛』ベルンハルト・シュリンク

読みました。『朗読者』のベルンハルト・シュリンクの短編集。文章自体には曖昧さもなく、ただ簡潔に、明晰に書かれていて、それゆえに書かれていない部分がくっきりと伝わってくるのです。特に、ドイツ人男性とユダヤ人女性の恋物語を描く「割礼」は、すご…

『フリクリ DVD-BOX』

DVD

買っちゃったんですよ。高かった……。第2話がいちばん好きです。マミ美がカンチを見つけるシーンで、うしろにハイブリッドレインボウが流れているのが良すぎる。関係な、くはないですが、エンディングのクレジットに、モデル:本谷有希子、と出るのが何なのか…

最近読んだもの。

まずは、STAYシリーズの最新刊。Stayラブリー少年 2 (フラワーコミックス)作者: 西炯子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/07/26メディア: コミック購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (53件) を見るこれがすさまじく良くて、何回も読み直して…

おひさしぶりです。

久しぶりすぎて感想の書き方を忘れてしまいました。どんな感じで書いていたか思い出せないので、とりあえず語尾をおかしくして勢いをつけてみました。バカに見えますね。

『不思議のひと触れ』シオドア・スタージョン

読みました。いちばん最初に収録されている「高額保険」がデビュー作だそうですが、これだけ読むと、その後ミステリ作家になるほうが自然な気がするくらい、きっちり決まった短編。ちゃんと落とすところがミステリ好きにも受け入れられやすい要因では。表題…

『象られた力』飛浩隆

読みました。飛浩隆の初短編集だそうです。『グラン・ヴァカンス』での噎せ返るようなイメージはこれにも十分にあって、珍しくコミカルな「呪界のほとり」も、土と緑とかすかに甘いにおいがするような「夜と泥の」も、図形が感情を呼び起こす「象られた力」…

『新耳袋 第一夜』木原浩勝/中山市朗

読みました。怪談とかホラーとか、20年以上ほとんど触れずに生きてきたわけですが、最近ちょっと平気になってきたので、気が向いたら怖いものを見たりしてます。どこかの誰かが体験した不思議だったり怖かったりする話を、いくつもいくつも読んでいくうちに…

『バッテリー』あさのあつこ

読みました。えー、と、おもしろかったし、続きも気になるし、それはいいんですけど、あとがきが怖いよね……。レストラン行って、鼻唄まじりにおいしい料理を食べて、さて帰ろうか、という段になって、血のついた肉切り包丁持った料理人がフロアに出てきた、…

『トリックスターズ』久住四季

読みました。魔術師が出てくるミステリ、なのか?及第点ではあるんだけど、もうちょっと感も強い。魔術師が、何ができて何ができないのか、がよくわからないまま話が進んでしまうので、謎解きの快感が薄いことや、主人公が魔術に対してどの程度の知識を持っ…

「僕たちのスーパー小説」島本理生+乙一+佐藤友哉(群像9月号)

読みました。 「僕たちのスーパー小説」って、スーパー小説とかあほっぽいこと言ってるの佐藤先生だけじゃないですか。 乙一は珍しくたくさん話してて、結構いいこと言ってる。 島本理生は小説を書くことに関しては天然なんですね。 佐藤先生は盛り上げ係。 …

『神様ゲーム』麻耶雄嵩

読みました。あいかわらずむちゃくちゃなはなしだよ。黒いとかひどいとかすごいとかは聞いていたので、おおむね予想はしていたんですが、ラスト2ページで予想をはるかにこえる方向へイってしまわれて、頭がくらくらする。真相の衝撃度もひどいけど、それ以上…

「零式 後編」中川裕之(SFマガジン9月号所収)

前編と作者の名前が変わってるし……。あの、名前かえたら普通にみんな気がつかないと思います。この号に後編が載ってるということに。えーと、暴走族SFです。レシプロより公爵と魔女の話をもっと読みたかったなあ。きっとエグいんだろうなあ。いいなあ。

『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種』西尾維新

読みました。うーん、わからん。結局この話の落としどころはどこなんですか。終わっていないのでわからないのは当然なのかもしれないけれど、少しは見せておいたほうが続きを読む気になるというものですよ。玖渚が死ぬとか言われても、そうか、としか思わな…